小学生　総合コース

生徒同士で考え、教えあいながら問題を解いていきます。単に答えがあっているかどうかではなく、そこにたどり着くまでの過程を重視します。グループごとに異なる課題があり、自分たちの考えをほかのグループに共有します。問題の採点は先生だけでなく生徒同士でも行います。相手に自分の考え方を伝え、相手の考えを読み取るコミュニケーションスキルを磨きます。

＜問題例＞

公立・私立・都立の中高からの様々な入試問題に取り組みます。入試問題には答えは1つしかありませんが、そこにたどり着く過程は様々です。自分の考えを発表し、ほかの人の考えを聞くことで、まだ知らない考え方に出会うことで視野を広げましょう。主に規則性や図形に関するものを中心に出題します。問題は3,4年生でもできるよう、必要に応じて改変して出題します。

ブロックやパズルなどの立体物を用いて空間的思考力を養います。

ブロックをつなげてプログラムを構成し、キャラを動かしてゴールを目指します。制約の多いブロックをどのように使い、目的を達成(ゴール)するかを考えます。マップの形や、キャラとゴールの位置はランダムでその時々に応じて適切な処理を考えます。単にゴールを目指すだけでなく、いかに効率的なものにしていくかをみんなで考えます。

また、問題を抽象化し、単純な手順の繰り返しに落とし込むことでアルゴリズムについて学習します。どんなマップでもクリアできるようなコードを目指します。

身の回りの出来事(鏡の反射など)について考える問題や時事問題を出題します。学校などで学んだことを実際の世の中と結び付けられるように導きます。時には正解のない問題について、議論をし、他者の意見を介して自分の意見を深めます。

＜テーマ例＞：「夜空はなぜ暗いのか」

• 前提条件
  • 宇宙は無限にひろがっている
  • 光る星(恒星)も無限にあり、バラバラにひろがっている
    • ということは空はいつでもどこでも明るくなっている
• では「夜空はなぜ暗いのか」

考えてみよう！

読解力の土台には、まず語彙力が必要です。アナグラムやカルタなど、楽しく語彙を身につけられうような手法で、競いながら語彙力を増やします。事前に宿題で覚えてきてもらった語彙を使って授業を行います。

作文はテーマを指定するもの(意見文など)と自由作文を交互に出題します。宿題として自宅で書いてきてもらいます。自分の考えを文章で言葉にまとめる力は養います。

他の生徒が音読したストーリーを耳で聞き、内容を想像して問題に答えます。文章を音読することや、それを耳で聞いて頭の中でイメージすることで、ワーキングメモリ、想像力、論理的思考力、読解力を鍛えます。